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vol.8  タマネギ王子  

「大きなタマネギの下で♪」
昔、こんな題名の歌がありました。
武道館の屋根の上のアレがタマネギみたいだから。

たしか失恋ソングだったような気がします。
タマネギ切ると涙もでますしね。

今日の植物は、見た目がアニメのキャラクターのような「タマネギ王子」です。王子(前回のコラムが“女王様”だったので)はサクラの花が咲き出す頃になると目をさまします。
薄皮をむいたタマネギのような球体の上から、突然、アスパラガスのような芽が出てきたかとおもうと、あっという間につるがのびてきて・・・。気がつくと、緑のひげみたいになっていて驚かされます。

蒼角殿(ソウカクデン)または大蒼角殿(ダイソウカクデン)と呼ばれる、ボウィエアBowiea volubilisユリ科ボウィエア属の植物です。
原産は南アフリカ。夏に黄色い小さな花もつけます。
他にも3種類くらいあるようですが、一番知られてるのがこの品種です。

一見、弱そうな植物ですが、いやいやどうして、コレが丈夫なんです!!
ただ、つるが伸びてる時に、折ってしまったりすると、タマネギの部分がちょっと汚くなってしまいます。でも、その後、また、つるが伸びてきて、元通りに。

それに、この子、意外と寒さにも強い!!
東京の練馬辺りでも、冬にうっかり取り込み忘れた鉢から、春になって急に芽が伸びてきました!
鉢から抜けて、タマネギの部分だけになって転がしておいても、ぜんぜん平気。
新しく植えつけてあげればOKです。
葉が退化してつんつんとした茎が、夏場にはなんとなく涼しげだし。
明るい窓辺や屋外で、わりと環境になじんでくれる元気な王子です。

どこかで見つけたら、是非かわいがってあげてくださいね!

by endy

 
 
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