vol.12 ヤマトナデシコ七変化?

ジューンブライド
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今日は母の日のアイドル、ハイドランジア(西洋アジサイ)のお話です。
もうすっかり母の日の定番として支持されているアジサイ(紫陽花)。
アジサイは日本特産の植物で、奈良時代にはすでに栽培されていたようです。
学名に付けられている、“オタクサ”は西洋に持ち帰ったシーボルトの日本人妻の“お滝さん”の名をつけたという話は有名ですね。
(実際はシーボルトより以前に学名が付けられていたのでオタクサにはならなかったけど)
アジサイは雨にぬれて、ひっそり咲く蒼のイメージが印象的です。鎌倉のアジサイ寺でも有名です。実際、アジサイという名も「蒼が集まっている」という意味です。ところが、ヨーロッパに持ち帰ったアジサイが花を咲かせたところ、全部ピンクだったというからびっくり!
そう、アジサイは土の酸度で花色が変わるのです。細胞内のアントシアン系の色素が、土の中のアルミニュームと結合して花色を変化させるのです。
ヨーロッパやアメリカに渡ったアイドルは、「東洋のバラ」と称されて、大人気!どんどん華麗に変身しました。そしてまた日本に里帰りしたアイドルは、またまた日本のアジサイのいいとこを吸収して、西洋では出せなかった、やさしくて、豪華で、品のある姿へと変身を遂げました。
現在、日本で出荷されているアジサイには、ヤマアジサイの血を受け継いだ品種がたくさん出回っています。今までの西洋アジサイより見た目も性質も、ちょっとデリケート。
その反対に、手まり型ですべての装飾花が八重咲きで、ゴージャスで、丈夫な西洋アジサイ達もいろいろ登場してきています。
今年はお母さんに華麗に変身を遂げた“ヤマトナデシコ”こと“アジサイ”で、「ありがとう」の気持ちを伝えませんか?
by endy